目で見る戦争前夜
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・ 『母べえ』が語ること
在日米兵の性暴力
米兵の性暴力総数2万7千件弱
アウシュビッツ設計図
子どもから見た絶滅収容所

「英のシンドラー」生存者と再会
・原爆投下6割「正しかった」
・ゲンは被爆の生き証人
・「核無き世界」運動に弾み
・広島で「九条の和」

 私の父は、'44年2月に亡くなりました。戦争末期に近づいた頃で「戦死」です。
しかし、父は「靖国」にまつられることもなく、我々「遺族」には、国からの補償は一銭もありません。兵士として死んだのではない父は、国の言う「戦死」ではないからです。 「徴用」に取られて、工場で働き、今でいう「過労死」をしたのです。
 私は子どもの時、「どうせ死ぬなら、兵隊に行って死ねば良かった。そうすれば、年金貰えて、こんな貧乏せずにすんだ」と思ったものでした。
 戦争は、兵隊だけでなく、後に残った者にまで、厳しい現実を与える、絶対にしてはならない「国の暴挙」です。
 残念ながら、今の日本は、「戦争」への道を、進み始めています。始めたどころではなく、ゴール目指して、第3コーナーを回っている感があります。
 今、何もしなければ、孫に「ばあちゃん! 何で止めてくれなかった。俺たち兵隊に行かざるを得なくなった」と言われるでしょう。
 私は可愛い孫を、兵隊に出したくはない。私のような子どもを、作りたくない。その思いで、身の回りで今起こっていることを、伝えます。できるだけ、「目で見る」にしますが、「目で読む」も、出るかもしれません。

 情報を持っている方は、ぜひお送りください。広がりのできることを期待します。

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'06/7/4 しんぶん赤旗 の記事。学校にはいろんなPRポスターが送られる。そのひとつとして、掲示されてしまうのか。