独り言

              

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2000/03/20 講談再生事業団
13時40分、お江戸日本橋亭到着。早速中へ・・?「ん、蔵の会?」
場所を間違えてしまいました。一路お江戸上野広小路亭へ向かう。13時57分到着。木戸は京子ちゃんだ。今日は木戸だけとの事。番組表を貰って客席へ着く。

間もなく太鼓の音と共に、神田小松さんがあがる。「三方ヶ原の合戦」をやる。台本を用いての朗読スタイルだ。ぼーっとしてると、何を話しているのかわからなくなるので、気が抜けない。古典古典の一席でした。 ふ〜
続いて御大神田愛山先生の登場です。演目は「若手講釈師迷々伝、小松の農業祭」です。これはノンフィクションだと言う但書付きで始まります。
昨年の夏、小松さんを連れて仕事で新潟の赤倉へ行った。(ここ知ってる。子供の頃行ったことがあります。信州人の避暑地です)。小松さんはこの土地にすっかり馴染み、土地の人に大変気に入られた。気に入られすぎて、町会議員議長の息子との結婚話が持ち上がる。愛山師は、小松さんをダシにして、また仕事に呼んでもらいたいので、気安く仲介を引き受ける。仕事が終わって忘れかけた10月。赤倉から連絡があり、23日の農業祭に寄席を企画したから、小松さんに是非来てもらいたい旨依頼がある。愛山師は、再び小松さんを連れて仕事に行く。結婚話が再燃する。さてどうなるか、今後話しに変化が生じたら、また皆様に報告します。とのことでした。
どうなるんでしょうね。これは続編も聞きたいですね。
愛山師が下がった後、小松さんがすまし顔で、座布団を変えてる姿を見て、お客さん一同爆笑。

続いて神田陽司さんの登場です。今回はオスカーワイルド原作「大阪弁の王子」をやりました。原稿は陽司さんのHPにありますので、読んでみてください。誰でも知っているはなしです。ちょっと泣けます。何故王子は大阪弁なんやろ、謎です。

続いて今回のメインイベントの神田茜さんの登場のはずでしたが、茜さんは、二人目のおめでたが6日ほど前に判明したため、今回は欠席となりました。代演として、夫でもあり妊娠の片棒でもある噺家の、林家彦いちさんが上がりました。落語ジャンクションでのお馴染みです。大学時代の武道の先輩のはなし、同期の桜を流しながら売り歩く、桃売りのはなし等の肉体派根のまくらをやり、今日の根多に入ります。今日やるはずだった茜さんの作で、「幸せの黄色い旗」(でいいのかな)を落語スタイルでやりました。茜さん風のカツラとヘアバンド、アラレちゃん型の眼鏡をかけての熱演です。途中陽子姉さんの物まねもサービスです。客席はドッカン・ドッカンの大ウケけだった。 彦いちさん最高!。ここで不安な事が一つ、落協の彦いちさんが、お江戸上野広小路亭に上がって良かったのかどうなのか。 やっちゃった事はしょうがないか。

中入りが入り、最後は再び愛山師で、講談私小説「品川陽吉の心理調書」をやる。酒をやめて15年経って、突然発症した手の震え。これは心の底に脅迫者が潜んでいるため。脅迫者の正体は何か? 愛山師の心理描写が冴えわたった一席でした。今回も色々なスタイルの新作講談でした。次回もお楽しみ。
2000/03/04 男ドアホウ講談会
 今日はPS2発売開始当日。そして神田陽司、8ヶ月の沈黙を破り、遂に独演会の再開の日です。 雨模様の空となってしまいましたが、沢山のお客さんがお江戸日本橋亭に集まりました。木戸を神田京子ちゃんがやってました。
募金箱に小銭を寄付して客席に着きます。

 18時開演。先ずは前座神田京子ちゃんの「秋色桜」からです。宝井其角の弟子、秋色の話です。「初雪や 二の字二の字の 下駄の跡」の句は有名ですね。この歌人の少女時代の話です。声が高く、かわいらしい秋色でした。所々噛んでしまったので、次は頑張りましょう。

 続いては前座の神田小松さんです。白波伝から悪女の物語「金棒お鉄」をやりました。お鉄やらせたら日本一かもしれません。キャラクタがぴったりと小松さんにマッチします。この話は、彼女のために書かれたと言っても過言では有りません。コワッ!。

 そして神田陽司さんの登場です。黒紋付に縞の袴姿です。司馬遼太郎原作?の「坂本竜馬・抱志」この話、過去に聞いたのですが、どの会で聴いたのか思い出せません。幕末の日本情勢について2分30秒の解説が入ります。陽司さんの説明は分り易い。例え話がはまってるのだろう。まくらで、高知一人旅の様子を詳しく聞きたかった。(実は聞きたい失敗談があったのですが...)

ここでお中入り

 中入り後はゲストの春風亭美由紀さんの謡曲・踊りです。美由紀さんは、今回のゲストリクエストで一番多かっ
たそうです。私も美由紀さんを希望したので願いが叶った結果となった。何時もの明るいおしゃべりや、都都逸や「
アムロも真っ青、美由紀の華麗なる舞」でおなじみの踊りを最後に披露しました。今回最前列だったので、三味線のダイレクトな音(左手の弦を押さえる音や、右手の弦を弾く音など)もはっきりと聞こえてきて、三味線もたっぷりと楽しめました。

 最後に再び神田陽司さんです。今回の独演会の注目作?問題作?「天狗党不始末紀〜田無良庵」。これは今の時代、1990年代のある事件を江戸時代の設定に仕立てた話です。「にちようのあさ」の会をお聞きになった方は、「まさかあの話がこうアレンジされるとは・・・」と思ったのではないでしょうか。あの話はそのままでは、多くのお客さんの前に、かけれませんね。いろいろな意味で。時間が経つとだんだん抵抗する力が弱くなってくる。これをオームの法則と言う。そんな話です。(これじゃ全然分らない)古典らしく仕上がっていたと思います。
病気も全快して、力いっぱいの高座でした。お疲れ様でした。

 終演後は、陽司さん、美由紀さん、京子ちゃん、お客さん色々総勢12名で打上げとなりました。美味しい料理と御酒、そして、京子ちゃんの笑顔と、美由紀さんのアッカルイ笑い声、陽司さんの愉快な話とともに、夜は更けていきました。
2000/02/25 はなきん寄席<最終回>
 2000年2月25日。ついにこの日がやって来てしまった、最終回のはなきん寄席。僕は30分遅刻して到着。時計は間もなく22時。今回は最終回ということもあってか、見た目ですがお客さんの入りは過去最高だと思われます。アチコチに、常連さんの姿も見えます。

舞台は、最初の出演者、えりしおともかさんのステージが続いていた。彼女の他に、ヒロー役の若者が4人くらい
(記憶があやふや)上がり、ヒーロダンスを踊っている。お客さんにしてはかなり上手いなと思ったら、本当のヒー
ロー役の若者たちらしい。終演後に挨拶をした。舞台に上がった若者たちの中に、彼女の妹がいた。10代に見える可愛らしいお娘さんだった。
また何処かの寄席で「女王様」のえりしおさんと、会えますように!

続いてマジックジャパンさんのマジックです。今日は何時も以上におしゃべりだった。さむーいダジャレ連発で、
お客さんは引いたり戻ったり(^^)。マジックは何時もの根多でしたが、何回見ても不思議なのは、両手親指を針金で
縛った状態で、マイクスタンドを通過させるマジックだ。不思議だ。彼は最近独自で寄席を立ち上げてます。又広小
路亭で会いましょう。

時間は22時30分。何時もは終演の時間ですが、今回は押して、やっと神田山吹さんが、鮮やかな山吹色の着物で登場です。最後の出し物は「名君と名奉行」です。はなきん寄席第1回目にかけた演目です。リクエストに応えてくれてありがとう。この話ははなきん寄席以外でも何回か聞いてますが、今回の高座は記憶に残っているでしょう。たっぷりと熱演し、終演は22時55分。

最後に裏方で実行委員を務めていた小出氏が、今まで出演した芸人さんの名前を織り込んだ実況中継を行った。よく聞く名前、懐かしい名前が次から次へと流れてくる。芸人さんの顔や舞台姿が通り過ぎて行きます。最後にきてちょっとウルウルしてしまいました。
この寄席は無くなりますが、山吹さんをはじめ、芸人さんは別の寄席で会えることを楽しみにしてます。
お疲れ様でした。 そしてありがとう。 そしてパワーアップした「はなきん寄席U」を待ってます

はなきん寄席が終わり、広小路亭の隣りのカラオケボックスで、「あさまで打上げ,カラオケ大会」となりました。お客さん及び関係者合わせて15名程。一部屋では入りきれず、途中から二部屋に別れることとなる。お疲れさんの乾杯をしてから、自己紹介、20代からそれ以上の男の山吹ファンが殆どで、はなきん寄席談議に花が咲きます。それから、山吹さんの唄を皮切りにカラオケタイムの長い夜に突入して行きます。ここからが面白くなるところですが、丁度時間となりました。本日はこれで読み終わりと致します。
2000/02/20 にちようのあさ
今日は、桂小文さんと、神田陽司さんの二人会「にちようのあさ」へ行きました。
冷たい雨混じりのお江戸上野広小路亭には開演5分前に到着でした。
今回は小文さんが木戸をやってました。HPの件などで挨拶やら、お礼やらをしまして、客席へ

最初は、小文さんで、けちん坊な話「片棒」です。僕は威勢の良い「銀蔵」のキャラクタが好きです。口三味線で祭
りのお囃子をやるところが、好きなところで、いろんな演者さんの技を楽しみに見せてもらってます。
小文さんの技は、テンポややゆっくりめで、ソフトな感じでした。

続いて、陽司さんの「川中島合戦」です。今日は突然体調を崩したようで、心配してましたが、高座は何かに憑かれたように、何時も以上のアクションありで、熱演でした。プロの意地を見せてもらいました。
2時間半の話を、13分20秒でぶっ飛ばして去っていきました。

川中島合戦の地元信州人の私から、失礼してちょっと講釈です。
上杉謙信が城から川中島の合戦場へ下る途中の場面に出てくる川で、漢字はこう書く「犀川」があります。
陽司さんは「いかわ」(さにアクセント)と呼んでましたが、地元では「さいがわ」(アクセントは平坦、”が”は鼻濁音)と呼び(発音し)ます。この犀川と千曲川が合流して日本一長い信濃川となります。

最後は、再び小文さんで「抜け雀」です。
正直者の宿屋の亭主と、天才絵師親子の噺です。意地悪そうな宿屋の女将のキャラクタが良かったです。サゲの「親
を駕籠かきにした。」の”駕籠かき”も説明しないとさげが分らない時代も来るのかなぁ、「立切り」は説明しない
と、全然さげの意味分らなかったものなぁ なんて聴きながら思ったりしてました。

終演後、体調の悪い陽司さんを見送り、常連のお客さんと小文さんとで、昼食をご一緒しました。今日は寒かったの
で、キムチ入りのピリカラうどんで温まりました。小文さんは、本日の午後未だ二本の高座があるそうです。体には
気をつけてください。
陽司さん、早期の回復を願っています。
2000/02/18 はなきん寄席
最初はチキンジョージ二人の漫才からの始まりです。二人は白衣姿での登場です。今日は医者のコントをするらし
い。コントとはいっても、まぁいつもの漫才のノリで、根多は淡々と進んで行く。何時も以上にボケが弱かったの
か、笑いが少ない。客層の違もあるのかなぁ。今度はおじさんにも受ける根多を考えてみてください。

続いて鏡味仙丸&仙太二人組の江戸太神楽です。すっかりお馴染みの二人ですが、今日はお互いにコンビを替えての演技です。傘の曲を無事すませ、鬼門の5階茶碗の曲です。組みあがりはok。ボールが2個、撥と撥の間に入ります。クリア〜!!片付けの払いも2連続で決まり今日は絶好調でした。終演後、成功して良かった旨話をしましたが、「プロだから、出来て当たり前」と顔は微笑んでましたが、自分の芸には厳しい仙丸さんでした。この調子だと次週の鏡味小仙社中若手の会もきっとすばらしい芸を披露してくれるでしょう。

最後は山吹さんです。青と緑に左右2つに分けられた色地の着物で登場です。
まくらは、・今日の演目はリクエストにお応えして「虚無僧の東下り」ですが、リクエストしたお客さんが今日は来てません。
→ご本人であらせられる大和守殿は終演直後に現れました。(^^;
・酒は、喉越しが苦いので飲まない。小松さん(姪っ子弟子)と一緒の時、兄さんに飲めと言われたが、小松さんは
全くの下戸なので、自分ひとりで飲まされたが酔わなかったので、弱くは無いらしい。
・最近は仕事も増えてきた。この前はお客さんの誕生パーティに呼ばれた。浦和の東武ホテルの○○の間。招待客が200人!。このお客さんは一体何者だろう。アトラクションは、本物のプロボクサーのスパーリングあり、山吹さんの講談あり、バイオリン演奏ありで、しっちゃかめっちゃかだった。

今日の演題に入ります。
この話は、久々に聞きます(去年の6月11日以来)。今回は何時もと違って北陽兄さん張りの立て板に水のような
早い台詞回しのところが良かった。、格闘のシーンだったので、威勢がよく、聴きごたえありました。
終演後山吹さんにその旨話したら、講釈の途中、消し忘れのBGMが気になって、上ずったらしい。
怪我の功名なのか。(笑)

来週は「はなきん寄席」のファイナルです。贔屓のお客さんが増えてきたところなのに、残念です。何時もは終演が
遅く、打上げや飲み会は殆どやれませんでしたが、来週は隣のカラオケスタジオで朝までコースだそうです。
最後まで楽しく過しましょう。(2週続けての飲み明かしで、体が持つか! 僕の場合)
2000/02/11 はなきん寄席
今日は2月11日。3連休の初日です。出かけてる人は置いといて、はなきん寄席の様子はこんな感じ。

最初は松本典久さんの旅トークです。今回で4回目の登場となりました。幕が開くと、スライド用の機材と大きな幕が見えます。今回もスライドを使って、旅の様子の説明があるようです。今回は日本のローカル線考といった内容でした。今のローカル線は、都内の電車のようにステンレス車で、長いシートで、窓が開かない。やはりローカル線は、窓が開閉でき、4人掛け椅子で、弁当が食べられる車両が良いとのことです。そんなロ ーカル線の一つである明知線に行った時のことについて、スライドを使っての説明が始まりました。スライドを見たイメージからは、牧歌的、
朴訥、ほのぼの、そんな言葉が合う線です。この明知線では、腕木式(こんな漢字か)信号機や単線の為、タブレッ
トを使った運行を現在でもしてるそうです。これは明治時代からですから100年の間続けている事になります。こ
のようにガイドブックには載ってない町や路線で、何か自分にとって新たな発見をする、そんな旅が素敵ですね。

続いて登場したのが、いか八郎さんの漫談です。小柄な方で、身長は145CMだそうです。たこ八郎さんにそっくりです。彼は本職は芸人さんではなく、俳優だそうです。最近出演して英国の映画賞を取った作品のエピソードを話してました。私は初対面ですが芸人さん方は、先生と呼んでらっしゃったので、実はエライ方なのかもしれません。
テナーサックスで自分のテーマソング(曲は釜山港へ帰れ?)をやり、天○陛○根多の歌もやりました。お母様の話
や、神風特攻隊として死んでいった兄の話では心にジンと響く良い話が聞けました。
演歌がよく似合う、そんないか八郎さんの芸でした。

最後は神田山吹さんです。
茶色の地に様々な花模様の着物です。ちょっと大人っぽい感じが漂う着物です。
まくらでは
・典久さんの出の音楽テープを家に忘れて来てしまって、生「テンキューサン」をやると言ったら、典久さんから恥
 ずかしいからそれだけは勘弁してくれと言われた。
・いか八郎先生は、人相占いもやる。自分が3人兄弟であることを当てられびっくりする。それから自分の耳が幸福
 を呼ぶ耳だと聞いて、うれしい。
・自分が一番怖いものは、宇宙人。おばけより怖い。
 紫姉さんと食事をしたとき、姉さんに幽霊がついたらしく、(紫姉さんは霊感が強い)肩を痛がってた。ご飯を食
 べる前だったので嫌だった。等の話をやりました。

今回の演目は「山内一豊の妻」の話です。講談が初めての人には話はわかり易いし、講談の形式も大体理解できる
ので、この根多を選んだ旨説明が有り、話に入ります。
当時貧しい侍であった山内一豊が、屋敷へ帰る途中、馬喰と一頭の馬に出会う。この馬が大層良い馬で一豊は欲しく
なります。値を聞くと金3枚。この馬の値としては安いが、今の一豊には買えない。悔しい思いをして屋敷へ帰る。
妻にこの話をすると、妻は自分の花嫁道具の鏡を持ち出し、その鏡を覆う和紙を破り、中から金3枚を取り出し、一
豊に渡す。この金は、妻の母がいざという時のために用意してくれた金であり、結婚してから今ままでに幾度かあっ
た難局では使わず、今回が使い時と妻は判断したのであった。この金で一豊は先ほどの馬を無事買う事が出来た。
時は過ぎ1年後、「馬ぞろい」という、いつ戦があっても良いように、日頃の馬の手入れ調教を試す会が「桜馬場」
で開催される。現代ならば、「信長チェック」とでも呼ぶのかもしれない。このイベントで一豊は上司信長の目にと
まる。ここから出世街道をまっしぐらに進む事になるという話。一豊も偉いが、一豊の為に金を用意した妻も偉い。
両者が協力した結果が出世につながったという御目出度い話、これを以って読み終わりといたします。 っと簡単に
あら筋を書くとこんな感じか。
修羅場でちょっと噛んでしまいましたが、ちゃんとホローも忘れず。(^^)張り扇の先っぽが叩いた拍子に裂けて飛び
散りました。これには山吹ちゃんたまらず笑いこけてしまい。お客さんにお詫びしてました。山吹ちゃんの修羅場の
ソフト感、けだるさが僕は好きです。一龍斎春水さんもこのタイプの修羅場を演じる好きな講談師さんです。北陽兄
さんはマシンガンバーストのような怒涛の攻め方をします。修羅場一つとっても芸人さんそれぞれの持ち味がはっき
りと出るんですね。

アンケートを書き終わり、客席になっている3階フロアから2階楽屋前に降ります。すると山吹ちゃんは着物から、
既に着替え終わった私服姿でカウンタの中に居ました。終演から5分足らずですよ。猿之助師に弟子入りしたか。
2000/02/04 はなきん寄席
2月最初のはなきん寄席。風が肌に痛い今夜の広小路亭です。

最初は「呉孝明」氏の中国雑技です。中国雑技はテレビでも、もちろん生でも中々見れない芸です。僕は彼の芸を去年の秋初めて見て、今回で2回目です。今回はモップで床を掃きながらの登場です。怪しい!?中国語で自己紹介してます。帽子、笛のバランス芸から始まり、モップも回しました。手を使かって捻らずに。皿回しもやりました。簡単そうに見えましたが、お客さんに試しにやってもらうと、回すところまでもっていくのが精一杯でした。圧巻は機材名称は分かりませんが、2m程の長さの紐の両端に金属のざるのような物がついている物を回します。狭い舞台にびくびくしながら紐を回転させると、紐には遠心力が働き、モップのように1本の棒状に変化します。最前列のお客さんは、何時か自分に当たりはしないかと、ビクビクものだったそうです。お客さんからの拍手や、ジャーヨ(がんばれの中国語)の声援が飛び交います。何と一人で30分の熱演で結局、大当たりな芸でした。

2組目は「カモフラ実験室」の漫才です。彼らのどこが面白いかは置いといて(置いちゃうの?)ボケ担当の男性は、トレードマークの学生用ジャージ姿が妙に合ってます。彼らの面白さは、シュールな日常の姿を表現しているところだと思ってますが、このシュールさが、一般のお客さんには伝わらない。このへんが惜しいところだと思う。がんばってください。

最後は「神田山吹」さんの講談です。今夜の着物は紫姉さんが着るような、ブルーの華やかな着物です。最初の中国雑技で、すっかり時間がおしてしまいましたが、今回は「出世比べ」の後編でヨシタロウの江戸上京のその後です。商人の大店に奉公に入ったヨシタロウが、金300両貯めて、その金で侍の権利を買います(身分を売買できるんですね)。元来頭の切れるタイプだったので、とんとんと出世して南町奉行を務めるまでに出世し、中山道で別れたこれも大変な出世をしたタツノスケと再会を喜ぶという御目出たい話でした。

今日のチラシやまくらで、お客さんに説明が有りましたが、はなきん寄席は2月末で終了となってしまいます。
はなきん寄席ファイナルまで後3回ですが、この寄席でしか出来ないような事に挑戦して、良い勉強をしてください。
と願うばかりです。
2000/01/29 Three Dandies Show 迎春寿稲瀬三人男艶芸揃
 18時、会場の四谷・コア石響(しゃっきょう)に着く。1階のエントランスから階段を下りて地下が会場となって
いる。床・壁がコンクリートだ。こじんまりとしたスペースで、客席は50席程か。舞台(一段高い場所という意味)
というものが無く、客席の延長がそのまま舞台(演じる場所)となっている。演じる者と観るものが同一空間上に居
並ぶ趣向だ。音関係では、演者用のPAが無く全て生音だけで演ずる(BGM用のPAは有る)趣向。コンクリート
に響く反響が程よくミックスされPA無しでも、いや無い為に自然で心地よい音空間が出来上がっている。僕のお気
に入りのホールになりそうです。
 今回は1930年代の至芸というコンセプトで、懐かしい(僕にとっては初めての)芸を見ました。

 18時30分開演。最初はゲストの「塩田 雪」(操り座 おどらでく)さんの操り人形による獅子舞です。正確
には「江戸面影勢獅子(えどおもかげきおいじし)」と言い、厳めしい印象がしますが、楽しい人形劇でした。右手
で獅子の頭、左手で胴を操る。胴は人間二人の人形も操るので、操る器具も右手の倍はある。女性ならではの繊細さ
と、可愛らしさが、人形の獅子の動きに出ていて、会場から歓声がとびました。演者自身の動きも結果的にそうなる
のか、バレエのようなしなやかな動きで、これだけ見ていても素晴らしい。 他の根多も見てみたい。

 続いて、3人男の最初の男性「井しげる」氏のアコーディオンレビューです。会場後部の入り口から、アコ
ーディオンを引きながらの登場です。「パリの空の下セーヌは流れる」。続けて「ダンゴ三兄弟」「ラ・クンパルシ
ータ」「パソドブル」と続いた。シャンソン、タンゴ、ポルカ風あり。アコーディオンの音がこれほどダイナミクス
が広いとは思いませんでした。すすり泣くようなピアニシモから、叫ぶようなフォルテシモまで彼の抱えた小さな
箱の中から飛び出します。彼の歌も声量があって素晴らしい。浅草オペラから「おてくさん」やエノケン氏の曲をや
る。普通の音楽ライブのメニュー有り、世相のんき節等の寄席むき根多あり、1930年代〜今時の「ちょこっとL
OVEまで」時代を超えた玉手箱音楽を堪能しました。

 ここで中入り。ワインやウーロン茶の振舞い。 白ワインを頂いて、ちょっと休憩。

 稲瀬男の二人目「梅田佳声」氏の紙芝居です。あっかるいオジイチャンです。紙芝居は幼児の頃幼稚園で先生が
やってくれたのを見た記憶はあるが、紙芝居屋さんの、プロの紙芝居は今回初めて体験した。出し物は「孫悟空」と
「黄金バット」途中で太鼓やカネを鳴らす。このような効果も生で体験です。彼の大人向けにアレンジした、弁士
語り調の台詞やジョークを聞きながら、小さな紙芝居の枠に目はくぎ付けです。話は何れも最後は「続く」で終わ
り、「次が見た〜い」という紙芝居ならではの雰囲気をたっぷり体験できました。彼のファンは結構多いようで、2
0代の女性〜それ以上(^^;の女性達がお声をかけてました。以前にこの会場で600枚3時間の超大作を演ったそう
です。紙芝居、ハマッてしまいました。彼の公演は要チェックです。

 最後は「源氏太郎」氏のワンマンミュージックです。芸とはこういうものだ!という主張が体全体を使って表
現されてました。最初は手を使わずに頭からゴムひもで提げたハーモニカ演奏です。次はこれプラス空いた手でギ
ターを演奏します。次はさらに両足にカスタネットをつけてリズムをつけます。顔は見ないでくれと、ご本人が仰い
ますが、ハーモニカの低音−高音間を移動させるため顔、いや表情が実に面白い。これも芸のうちなのだろう。ワン
マンミュージックは更に難度を増してくる。ギターのネックに固定した、シンバルと木製の打楽器も打ち鳴らす。最
後はギターのネックで皿回しをやりながらの演奏。もう何も言えません。ただ拍手です。北島三郎似のパンチパーマ
と、小柄な体躯での大熱演でした。 凄かった。

 今回の会は4人4様の異なる芸が、懐かしい昭和時代という共通項の中で上手くコラボレーションして、年配の方
は郷愁を、若い方は新鮮な感じをうけたと思います。素晴らしいイベントだった。
2000/01/21 花形演芸会
21日の花形演芸会の様子です。

笑福亭里光(新作落語) 「訛は国の手形

神田北陽 『曲垣平九郎・愛宕の春駒
まくら
・2000年だから21世紀になったと思っていたら、21世紀は来年からだそうだ。 皆さん知ってました?
・風邪をひいた。通院した病院は泌尿器科だった。今は何とか治った。芸人は喉が大切だが、薬屋で聞いて、五秒間
 黙ると、声帯に血液が通うので喉には 良いらしい。高座で黙ったらこの5秒だと思ってください。
・高座のアンケートをよく取ります。このコメントで、「去年より良くなりました。」
 これ12歳小学6年生のコメント。 私はこの小学生と一緒に成長しているのか。 等

北陽さんの演じる馬の台詞がなんとも頼りなさそうで、最高でした。
声は何時もの調子い戻ってました。治ってよかった。

新山真理(漫談)
刑務所に慰問。囚人に血液型のアンケート。殺人者の多い順に、B,AB,O、A。 
B型は計画的な殺人者のタイプではなく、衝動的に殺人を犯すタイプだから安心してください。 A型は最少。だっ
てA型はB型に最も多く殺されるタイプだから。チャンチャン
因みに私はB型です(^^)V

柳家花緑(落語)「不精床」
偏屈で不精な髪結床のおやじと気のやさしいお客の感じが良く出ていました。

ブラック島田(マジック)
コップで水を飲んでるのに、口の中から火のついたタバコが出てくる。何度も。
お客さん自ら破った持参の1万円札が見事に一枚に!!

中入り

五明楼玉の輔(落語)「マグワイヤ君
深夜TV「よたろう」に出てきたちゃっかり君の印象がいまだに強い玉の輔師。メガホンにバット、GYマークの帽
子にグローブなどを持参で熱演。肉屋だけにミートが得意です。的な駄洒落盛りだくさんの新作です。

アンジャッシュ(コント)しりとり面接
流石におめあての女子が多かった。

柳亭市馬(落語)「味噌蔵」
因みに私の隣にいた女の子は熟睡でした(今日は朝早かったからと、一緒にきた家族の方々に言い訳しいてました
が・・)。それほど耳に優しい味噌倉でした。

次回北陽氏出演予定は、3月4日
北陽(中山安兵衛)、ホームチーム、林屋小染(応挙の幽霊)、マサヒロ水野、ポカスカジャン、立川談春(花見
のあだ討ち)、柳家花緑(中村仲蔵)。花緑師の中村仲蔵をちょっと聞いてみたいと思ってます。

2月分は完売御礼だそうです。爆笑問題の出演からみか

<情報提供>平野様 感謝!
2000/01/21 はなきん寄席
新宿「ロフトプラスワン」から何処でもドアでワープしたここは上野お江戸広小路亭。今回のはなきん寄席は?

最初はザ・ウォータービジネス改め、TENJINの漫才です。この二人組みもこの寄席ではすっかりお馴染みで
す。改名した訳は、昨年の12月に彼らは芸能事務所に入ったのです。(それまではフリー&お水商売)入る条件と
して、「ザ・ウォータービジネス」は名前が良くないからコンビ名を変えなければならない。という事だったのです
。TENJINは天神さんのTENJINではなく,楽天家の人々を略して、天人から「TENJIN」となったの
です。芸の方も少し変わりました。山ちゃんのツッコミが軟らかくなってる。100ホーンの「まて〜」は出ませ
んでした。新たなスタートを切った「TENJIN」さん頑張ってください。

次は、第三週目のレギュラ「鏡味小仙社中」から今回は「仙次&仙太」さんの江戸太神楽です。あれ?仙次さん
坊主頭です。どうしたんでしょうか。これはきっと大切な事をしくじったのかもしれません(暴)お二人からは、遂
に真実は語られませんでしたが。それから今日は、二人に追っかけの女性が来てました。外国人です。終演後小耳に
挟んだ情報によりますと、この女性たちは、出演交渉をしていたようです。4月〜5月ごろは、彼らは海外ツアーに
行ってるかもしれません。グローバルな活躍を魅せる鏡味小仙社中の若手です。(仙太さんは結構英語イケてます)

さて最後はドメスティックな活躍で徐々にファンを獲得しつつある、講談師神田山吹さんです。今日の着物は、赤
地に白の大きな花の意匠の着物です。インパクトのある着物でした。(初めて見た気がする)
演目は、神田一門の芸ではあまり馴染みの無い「浜野矩随粗筋はこちら)」です。はなきん寄席では2回目です
。今日の昼間の高座の演目と同じだそうです。まくらで、昼間からのお客さんに謝ってました。最後に関西弁の台詞
が出てきますが、すみれ姉さんに教わりましょう。(^^;
来週25日は山吹ちゃんの誕生日です。 おめでと
2000/01/16 にちようのあさ
昨日というか今日午前様で帰宅し、今朝8時起きで行きましたお江戸広小路亭で日曜日10時開演の「にちようのあ
さ」(ウリは古典落語と新作講談)
きょうも元気な桂小文さんと、神田陽司さん。今回の様子は?

最初は小文さんから始まります。まくらはチキンらーめん考。らーめんがでたので今回の話は「らーめん屋」かと
思わせておいて、やはり古典の小文さんです。今の季節もので「時蕎麦」です。
「ひ〜、ふ〜、み〜、よ〜、いつ、む〜、ななや〜、今なんどきでぃ? へい九つで。十、十一・・・」一文誤魔
化します。これを見ていた粗忽者の江戸っ子君、明る晩「ひ〜、ふ〜、み、よ〜、いつ、む〜、なな、や〜、今なん
どきでぃ? へい四つで。いつ、む〜・・・」損をするお馴染みの一席です。九つと四つじゃ間違えるにも程があ
る。リアリティに掛けると思われる人もいるかのしれませんが、九つは0時am〜2時間。八つ2時〜...四つ
は10時pm〜2時間。ですからこの粗忽者の男、実は10数分、ほんの少し蕎麦屋に声をかけるのが早かったので
す。このように江戸時代の時の数え方が分かると、この話は更におもしろく聞けます。

続いて陽司さんです。が、小文さんが下がった後楽屋口から聞こえる小文さんの「ヨウジさ〜ん」。実は未だ陽司
さんは1階で木戸をやってましてスタンバってません。1分35秒の沈黙の後、PA操作も惜しんで「とんてんし
ゃんつくてん」と口三味線&太鼓の独りアカペラを、まるで山下達郎のように演じ(オイオイ)、陽司さんが上が
ります。
1本目は新作からです。皆さんご存知の発明王「エジソン」です。今回の演目も、陽司講談の特徴・妙でもある乗移
りものあるいは独り芝居もので、エジソンが自分の波乱万丈な人生を語ります。ビルゲイツがなんでぃ!。ベルが
どうしたぃ!。20世紀を作ったのはこの俺だぁ・・・ エンディングは、今私はあの世で、この世とあの世を結
ぶ電話の発明をしております。 良い結び(台詞)でしたよ「さきむすぶ」さん。

後半戦、小文さんは「井戸の茶碗」です。「人はカネでカネは買えません」→昨日15日のニューヨーク市場、
17時1ドル105円80〜90銭。

陽司さんの2本目は古典中の古典から、「鉢の木物語。佐野源左衛門の駆けつけ」です。どんな話か知らない
人でも「いざ鎌倉」という台詞はご存知でしょう(陽司さんの100%受け売り)。
掟破りのQA&解説入りの高座となりました。(僕は最初の一言から何語をしゃべってるのか理解できませんでし
た。勉強不足。悔し〜!!)                     −次回は2月20日の、にちようのあさ−
2000/01/14 はなきん寄席
今日は一月にしては暖かいとなった金曜日です。前回が大入りレコードを更新しただけに今回は、空席の目立つ
少し寒いはなきん寄席でした。

しかし芸人さんは元気です。先ず最初は「ストレイシープ」二人組の漫才です。はなきん寄席ではお馴染みの芸
人さんです。食いつきは空いている座椅子やパイプ椅子のギャグから入りました。中々余裕が感じられるようにな
りました。根多もとんとんとテンポ良く進み、笑わせ所ではちゃんとお客さんが反応し、良かったです。次回も期
待します。

続いて「チキンジョージ」二人の漫才です。今回は漫才が二組と被ってしまいましたが、中々どうしてこの漫才
も良かったです。コンビの息が合っていたし、根多もよかった。それから特徴の何だか分からないボケも決まって
いましたよ。次も頑張れ。

最後はいつもどおり「神田山吹」さんの講談です。今回は春らしく梅の花のような淡いピンク色の着物です。髪
は何時ものポニーテールです。今回の演目は民話「ものぐさ太郎」を講談にアレンジした作品です。これは新作
の部類に入ると思います。
ものぐさ太郎と呼ばれていた男。主人公の太郎を一人前の男にするため、更には所帯を持たせるため、親代わりの
信州のある寺の和尚が京都に行かせます。この京都で太郎は、桜姫(だったと思う)を見初め求婚しますが、姫は
どこの馬の骨か分からない男に直ぐにハイとは言いません。謎掛けや短歌使ってうまく断り人ごみへ、逃げ込み
ます。やっとのことで住所を突き止め、姫の居る屋敷へ無断で訪れます(おいおい)。びっくりして声を上げる姫
(当然の反応)。太郎は屋敷内に軟禁されます。このとき姫の差し入れの果物に太郎は和歌で礼を述べます。この
和歌に姫は心を奪われます。歌の上手い男は宮中には多くいるが、太郎のように心のこもった歌を詠む男は居なか
たからです。しかし身分の違うもの同士の結婚なので、父親は許すはずも有りません。ここへ信州の和尚の登場で
す。この和尚が調べたところ、太郎は実は天皇家の血をひく者だと言うことが判明します。これを聞いて無事結婚
ハッピーエンドとなりました。パチパチ

30分の熱演でした。途中幾つも短歌が出てくるので覚えるのが大変でしたね。次回はもっと良くなることを期待し
ます。ところでなんで「ものぐさ太郎」と呼ばれるようになったのだろう。謎は残ったまま。
2000/01/07 はなきん寄席
2000年紀最初のはなきん寄席です。今夜は銀座線上野駅で機械故障があり、京橋駅で電車が立ち往生上して、
結局日比谷線経由で駆けつけ、開演1分遅刻でお江戸広小路亭につきました。最初から慌しい幕開けです。お江戸
広小路亭は、30名程のお客さんが入り今日も大入り状態です。

最初はMr.ボーイズの二人によるコントです。既に始まっていました。占い師とお客の会話が続きます。実はこの
お客は、占い師の奥さんの浮気相手である事が、占い師によって明かされます。占い師がこの男を殺しておしまい
。表情が硬く、台詞は棒読み状態で出来はイマイチだったように思います。ストーリはどんでん返しもあり良かっ
たです。それから芸に対して熱心です。これから大きく伸びてください。

二番目はお正月スペシャル企画、鏡味小仙社中からレディース朱仙、水仙、菊仙、志仙さんら4人による獅子
舞と曲芸です。この4人組を彼女ら自身「獅子(シーシー)ガールズ」と呼んでいた。レギュラになると楽しみ
なグループです。先ず獅子舞から、菊仙、志仙さん二人が獅子を舞い、水仙さんが太鼓、朱仙さんが笛の音楽隊を
やりました。曲芸だけじゃなく、演奏もなかなかのもんです。獅子舞はお家芸ですから、流石に決まってます。
この後、水仙さんの傘の曲を披露。これも決まって拍手。最後はお獅子が会場を回ってお客さんの頭を噛んで廻
って行きます。僕も頭を噛んでもらい、ご祝儀を上げました。今年は良いことが有りますように。

最後は神田山吹さんです。枕で年末の過した様子をやりました。大晦日は年賀状を書こうと予定してたが、愛山
兄から呼び出しがあり、陽司兄、小松さんと3人で愛山宅で花札大会をやった。夜9時過ぎに帰宅。コタツで日テ
レの「行け年来い年」を見ているうちに寝てしまって、肝心の2000年カウントダウンが見れなかった。気が付い
たら午前3時を回っていた。しかし気になるY2K問題も起きなく電気もガスも大丈夫なので又お昼まで寝た。元
旦の夕方は、師匠宅へ年始の挨拶にいった。という事だそうです。
今日の演目は、おめでたい話ということで、太閤記の中から「柿の御意見」をやりました。以前より身振りが大
きく堂々とした秀吉でした。途中お客さんのおばちゃんが飽きてソワソワしだしたり、大声でしゃべったりで、や
り難そうでした。

本年も宜しくお願いします。

    

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