独り言

              

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注)このHPの中で、えりちゃんと、山吹ちゃんという二人が登場しますが、同一
人物です。本来は山吹ちゃんに統一すべきなのですが、昔の名前のえりちゃんを
つい指が打ってしまいます。ですから「えりちゃん」を山吹ちゃんに読み替えて
下さい。

 

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はなきん寄席 1999/07/30
暑い日が続いてます。でも夜9時をまわった上野広小路界隈では、
oh! Breeze is Nice. ってとこです。
さて今週のはなきん寄席です。

最初は、「誰か僕を殺してくれ〜!」でおなじみの「松下奇電」君。
3回目の舞台です。今日も浴衣とその下に最近お気に入りの黄色い全身タイツを着て登場です。
雑誌の占い記事、女性のたばこ、電車に乗る子ども、着メロ、DDRと根多が続きます。
今日はタップも披露しました。(舞台の床大丈夫かなぁ)
全身タイツから透けて見える、今日のパンツのぴょん吉君は、ちびなぴょん吉だった。
いろいろなバージョンを持っているのだろうか。

2番目は「ウォーター・ビジネス」お二人の漫才です。
大阪弁のしゃべくり漫才です。このお二人、実は現役のお水だそうです。
オーソドックスですが、テンポが良く、根多が新鮮で良かったです。
最後の根多で、killをkittyちゃんで落として、さっと下がりましたが、これもニクイ
です。下がってからも笑いの余韻が漂ってました。

最後は、神田山陽のブービー弟子「神田山吹」さんです。
今日のファッションは、白地に滲んだグレー縞の涼しそうな着物。
帯は最近白っぽい物を良く着けてます。
頭の小さな紫のリボンがワンポイントです。かわいいです。(^^)

あれ?めくりの文字が変わったぞ。
めくりの書は、鈴木先生という方に書いて頂いてるそうです。今日のは書体を替えてみたそう
です。
縦と横の線に勢いが有って、男性的な書体です。
「神田山吹の山の字に注目してください」 ←昌味姉さんのまね(^^;
山の字の真ん中の縦棒が、ちょっとエッチに見えるところが僕のお気に入りです。
この書はまたいつか使われるかも知れないので、次回からもチェックしておこう。

さて今日の演目は、太閤記より「そろりしんざえもん」(漢字不明)の話「柿の御意見」です。
秀吉としんざえもんと愉快な仲間たちが繰り広げるコメディタッチの物語です。
最後は講談らしく訓を垂れて絞めるところは絞めるぞっという形式でした。
短歌を詠む場面が多く出てきましたが、歌一首だけをとっても、ギャグが効いていて今の人でも
分かり易い、しかも笑える秀逸の作品でした。

終了後に山吹ちゃんに、夏が終わらない内に怪談をやってくれるようリクエストしました。
8月のいつの日かこの寄席で、山吹ちゃんの怪談が聞けるかもしれません。
楽しみにしよう。(山吹ちゃんなら恐くないもんね)
どんな怪談をやってくれるかは秘密です。

妹弟子の京子ちゃん情報です。(毎週小出しにするところが、このHPのずるいところ)
京子ちゃんは22歳だそうです。

最後に、山吹ちbナす。

最初は「ストレイシープ」二人組みの漫才です。
ブラックジョーク中心の根多です。
ともちゃん根多は危な過ぎる。
ヴィジュアル的には、レベルが高いと個人的には思ってます。
女性ファンが増えるでしょう。
実は、彼らは先週の「エンターティナーの宝箱2」を見に来ていたのです。
エンタ終了後、根多をちょっと見せてもらいました。
只この時、山吹ちゃんと妙に盛りあがっていたように見えたので、けん制に入ってしまった自分が情
けない。

二番目は「萩野千兵衛」氏のマジックです。
彼はエンタ2で初舞台。今日2回目の舞台です。
2枚のコイン。捨てても捨てても2枚になる。スッゲーと感心する。(こう言うお客さんばっかりだった
ら芸人さんも楽でしょう)リング、くっ付いたり離れたり。絶対に切れ目が有るに違いないと思ってます
が、何回見ても分かりません。(マジック超素人のヒロクンです)

最後は、神田山陽のブービー弟子「神田山吹」ちゃんです。
白っぽい着物で涼しそうに登場です。
が、前にも書いたような分けで手ぬぐいで汗をフキフキでまくらに入ります。
妹弟子の京子さんの話。後援会発足の話。(僕も早速入ってしまいました)等
後援会に入ると会員証が貰え、はなきん寄席に来る度に、スタンプを押してもらって、スタンプが溜まる
とプレゼントが貰えるそうですが、この時のスタンプは山吹ちゃんが自分で作るそうです。
どんなスタンプか楽しみです。(○の中に山だったら怒るよ)
子供の頃やった、夏休みのラジオ体操を思い出して妙にワクワクしています。

今日の話は、妻と馬がキーワドです。「厩火事」? いいえ
山内一豊の妻」です。滅多に見られない山吹ちゃんの「修羅場」が、印象的でした。
ソフトで軽いビートに乗って、言葉が流れ出て行く。心地よい響き。
今日は素晴らしい出来でした。

最後に妹弟子の「京子」ちゃん情報を少し。彼女は女子大生だそうです。

台詞「恐怖の大王は、8月27日に三線を持ってやって来る!」

【山内一豊】
安土桃山時代の武将。土佐藩祖。初め織田信長、後に豊臣秀吉に仕えた。秀吉没後、徳川家康に仕え、上
杉征伐・関ヶ原の戦に功をたて、土佐二○万石に封。その妻(近江の浅井氏の臣若宮喜助友興の娘)は、信
長の閲馬のとき鏡箱から黄金一○両を出して一豊に名馬を買わせ、夫の立身の基を作ったという。
(1546〜1605) [出典:広辞苑第4版]
エンターティナーの宝箱2 1999/07/17
色物バトルロイアル「エンターティナーの宝箱2」へ行って来ました。

13:30、会場の新宿ロフト・プラス・ワンへ到着。

ステージでは、司会者の一人である「松下奇電」君が、何時もは見せない真剣な顔つきで段取りを
打ち合わせている。
が、黄色の全身タイツの様な物を着て、ぴょん吉君のパンツが透けている格好と、打ち合わせの顔
つきのギャップが面白く、笑ってしまう。

お客さんもだいぶ増えてきた。
「はなきん寄席」の客層とは異なる。 髪の毛総天然色&オッカケ娘や、カップルが印象的だ。

始まりました。もう一人の司会者は、夷石スガコさんです。
主にしゃべりは夷石さんで、舞台セットが松下君の分担みたいです。

最初は「マジック・トリオ」まだ高校生のマジシャン達です。メンバの一人は期末テストで遅刻で
しました。(^^;
彼らは3人組ですが、一緒にはやらずに、一人ずつの演技です。
紐や、ボール、薄いコインの様な物等の小道具を使ってのマジックが続く。途中お客さんをステージ
に上げて、紐の結び目を移動させるマジックに失敗。(^^; 会場爆笑。
次の機会には、3人で何か魅せて下さい。

2番目は「怪人社」の2人組のコント。
きちんとした台詞まわしに、アドリブの妙が効いていた。
ホモ根多だった。僕の席の隣に子ども(主催者の従兄弟)がいたので、ヒヤヒヤしながら見てる。
根多は濃すぎず昼間の時間帯でもOKでした。
難点は首が疲れたことか。見た人しか分からないと思うけど。

3番目は、「萩野千兵衛」氏のマジックです。
コインや紐を使ったマジックです。
初めてのステージだという事でしたが、堂々としていました。
途中ミスしたと本人は言ってましたが、僕にはどこだったのか分からなかった。
彼の本職は格闘家らしい。格闘家といえば、コマンド・サンボのヴォルク・ハンのマジックもプロ
並だ。
格闘家とマジックは共通点があるのだろうか。

4番目は、「鏡味仙丸&仙福」の二人による、「江戸太神楽」だ。
「はなきん寄席」では、しくじってしまったので、今日はその挽回のチャンスだ。 鏡味社中1番の、
若手による再戦ということで、今日のステージは、「K−1リベンジ」と名付けよう。
(強引なこじつけ!)
傘、バチと芸が進み、はなきん寄席での、「棒で二個玉立て・茶碗宙づり、茶碗破損600円自腹事
件」の場面へとさしかかる....
やった! リベンジ成功おめでとう!!。

5番目は、「神田山吹」さんの講談です。
リハーサルでは洋服でしたが、本番はやはり着物に着替えての登場です。
顔につけた金粉がまぶしい。
(私のほうは、講談でございますぅ。
 今日はいつもより、ちょっとおしゃれにしてますぅ)←山吹ちゃんの口真似
卓袱台の釈台(おやじギャクのような事実)前に座ります。
演題は、レ・ミゼラブルより「コゼット」です。
張扇1打。「ぼん゛!」 音が情けない (;_;)
 宿屋の夫婦が、ある人から預かった子どもを、預かり賃代りにこき使う。
 通りかかったジャンバルジャンが、その子を助けてハッピーエンド。
(30分の話を2行で書くと味気ない)
詳細は文庫本を読んでください。
意地悪な、おかみさんの感じがよく出てました。
彼女は、いつかこの会場でやりたかったそうです。願いが叶って良かったね。
終演後山吹さんに、あの卓袱台はMy釈台かと聞いたら、この店のだそうです。
卓袱台のあるライブハウスも珍しい。

実は昨晩、山吹さんから今日この根多をかけることを聞きました。
次回は、オリジナル書き下ろしを期待します。

6番目は「日向ねこ」さんのマジックです。
今日も白のタキシードで、笑顔が超可愛いです。声に特徴があります。
ちょうど、ヘリウムガスを吸込んだ後の声若しくは、TVで顔にモザイクの掛かった女子高生の声。
そんな感じです。造花、紐、手錠抜け、BGMに合わせてテンポ良く、ポーズや笑顔を決めながらあっ
という間に時間が経ち、おしまい。 今回もボーっと見てしまったのだろう。

7番目は再び「怪人社」今日2回目の登場です。
今回は兄弟の設定での根多です。
昔話と、これに全く関係の無い、日常のどうでも良いマメ知識に、薔薇族根多のコンプレックス。
金髪のお兄さんは「私はサブです」と顔に書いてあってもおかしくない位にピッタリのキャラクタな
のが可笑しい。しかし何故か爽やかなところが不思議だ。

8番目、最後の芸人さんは、「桜小路富士丸」さんです。
衣装は花柄の派手な着物に、大きな花の髪飾り。逆海老反り踊りで登場です。
途中からは、着物を脱いで、赤いレオタードに雷さんパンツ。
このお姉さん、物凄いキャラクタです。出てくるところからハイテンション。
目が完全にイっている。
富士丸さんは、大道芸で野毛を初めに全国色々な所でやっているそうです。

完全にヤラレタ。マイッタって感じです。
折り紙、バルーンと進み、パントマイム、これ結構上手いです。
クライマックスは、本芸の似顔絵描き。お客さんを舞台に上げ、チャッチャッチャと描いてしまう。
特徴を掴んでいて上手い。大爆笑。(描かれた本人だけムッとするかも)ここまでの間、静止する事が
無い。常に逆海老踊りを踊ったり、唄ったり、動き回っている。
スゴイパワーです。
又見たい芸人さんです。立上がって拍手。
終演後、いつも今日のようなハイテンションで芸をするのか聞いてみました。
大道芸は野外での様々な芸人さんがいる中で、お客さんを掴まなければならないので、如何してもアレ
くらいのアピールが必要とのことでした。
それから、富士丸さんは唯一野外芸のノリで走ってしまって、場を乱したんじゃないかと反省したそう
です。
そんな事ないですよ。
化粧を落とし、普段着に着替え、コンタクトを外し、眼鏡をかけた富士丸さんは、笑顔が素敵で知的な
雰囲気の漂う女性でした。

会場を出る前に、お客さんとして来ていた浪曲師の「春日井あかり」さんとお話をした。
次回の出演を勧めてみた。「浪曲はどうかしら」と仰ってましたが、何でも有りの方が楽しいので、きっ
と大丈夫ですよ、あかりさん。ハウス浪曲期待してます(^^)

中入り無しの3時間。楽しかったです。スタッフのみなさん有難う、お疲れさま。

松下君のぴょん吉君パンツも汗びっしょり!!
はなきん寄席 1999/07/16
今日は暑かった。昼間の移動がキツイ!
10回目を向かえた「はなきん寄席」です。
暑いステージが見られたでしょうか。今回はこんなんでした。

最初は「てらこ」さん、手錠をかけられたドロロン閻魔君の格好で登場です。
マジックです。
この手錠を外したり、紐を切ったり繋いだり、マジックは続きます。
今回は、てらこさんが舞台に立っているので、相棒(何の相棒か分かりませんが)の「松下奇電」君が僕
の隣にいます。
始まる前まで事を色々聞きましたが、一応秘密にしておこう。(なら書くなちゅうねん!)
てらこさん、根多の途中で一旦退場しました。
....あっ出てきました。
スゴイ格好で再登場だ。
どんな格好かと言われても僕には表現できません。隣の松下君に聞いて見ましょう。
 松下「悪い夢、見まっせ」
一言で表現すると、そういうことだそうです。(^^;

CD、バルーン、スケッチブックとマジックは続きます。
バルーンで作ったものが何だったのかよく分かりませんでした。
コブラが二匹で格闘している姿に見えたり、凍ったソーセージに見えたりする。
シュール過ぎる作品は、素人には難解です。
照れくさそうにお辞儀をして退場。

次は第三金曜日のレギュラー種目の江戸太神楽。今回は、「鏡味仙次&仙太」君はなきん2回目の登場。
彼らの芸は爽やかで見ていて楽しい。今日も元気全開の舞台です。
傘の上で色々な物を回したり、ボールやバチのジャグリング。芸は続きます。
台詞も二人のリズムが合い、ジョークも良かったです。しくじった時のフォローも中々です。うけてます。
次回は、曲独楽をやってください(おいおい、それ別の芸人さんの芸だよ)

「松下」君は静に芸を見てます。今何を考えているのでしょうか。
おっ先週、女王様に芸をさせられた「おじさま」が今回も見に来ている。
隣のもう一人の「おじさま」もお仲間だろうか。
この「おじさま」のお気に入りは、女王さまだったのだろうか、山吹ちゃんだったのだろうか。

神田山吹」登場です。
淡青色の着物で、髪にはカチューシャです。
先週の宝塚記念で馬券を取った自慢?等をまくらでやりました。
先週は僕の予想が外れて、ちょっと悔しい思いで聞いている。
勝ち誇ている山吹ちゃん。拡大コピーした当たり馬券を見せる。
そこまでやるかぁ...

松下君そろそろ、おねむの時間です。
「悪い夢でも見ているのでしょうか、時々からだが震えています」

今日の話は「伊達家の鬼夫婦」です。決して「夫婦の鬼」の物語では有りません。
侍で武道に自信過剰の夫が、ある日妻に試合を挑まれ、負けてしまいます。
だんなの伊達君は悔しいので、江戸で修行を積み、妻と再戦しますが、この時初めて妻がめちゃめちゃ
つおい事に気が付きます。やっと互角で戦える実力になった時に、奥さんが「愛するダーリンの為に、心身
共に立派になってもらう為に、敢えて厳しくしたのよん。」と言う。
 妻「あなた..」
 夫「サッチー..」

そんなような話ということにしておきます。
話が終わりお辞儀を三回。幕。
松下君、寝覚め悪そう!?

寄席の終わった後、山吹ちゃんと話をした。
ニュースです。
何と、待ちに待った後輩が出来たそうです。 一秒だけ姿を見ました。
「京子」さんと言います。
それも神田山陽先生の弟子。つまり山吹ちゃんの妹弟子です。
嬉しいことです。早く舞台で顔を見たいものです。
はなきん寄席 1999/07/09
浅草寺に、ほおずき市が立ちました。もう夏です。ちょっと見栄えを涼しくしてみました。
夏のお江戸上野広小路亭はどおなっているやら。
さて今週のはなきん寄席です。

最初は「えりしお・ともか」さん登場。 んっ?声だけが聞こえてくる。
お!デパートでよくやってた子どもショーのしゃべりだぞ。
やっと登場してまいりました。
う! 黒のミニスカートに黒のブーツ。マントをはおり、手には鞭。
「女王様」である。
しかもただの女王様ではない。体脂肪率33%(本人談)の女王様である。
女王様の言いつけには逆らえない。お客さんが舞台に上げられ、芸をさせられる。
舞台側と観客が一体となって楽しめたと思う。
最後に、舞台に上がったお客さんにプレゼントがあった。
テレスドンの指人形が貰えるなら、手を上げればよかったかなと後悔している。
頑張って下さい。

次は出演者が変更になり、丹下日出男氏とお相手の栗岩太郎氏の登場です。
栗岩太郎氏は「栗岩・太郎」と読むのだろうか、それとも「栗・岩太郎」と読むのだろうか、
今になって気になってきた。
彼らは以前ダービ予想を行ないましたが、今回は11日に行われる「宝塚記念」の予想です。
丹下さんの今回の謎言です。(^^;
お客さんからの「4歳馬 オースミブライトはどうか」という質問に対して、
「中学の1年坊主は、中3のお兄ちゃんには勝てない。!」と回答されました。
実力(フィジカルな力)の差以上に年齢の差からくる、経験の差が大きく影響する。
のように僕は解釈したが、何かもっと哲学的な意味を含んでいるのかもしれない。
丹下さんの予想は、◎「スペシャルウィーク」です。僕は「オオスミブライト」としました。
丹下さん、今回は馬券が取れるでしょうか

最後は「神田山吹」の登場です。
今日は、モスグリーンの濃淡のチェック柄の着物で登場。涼しそうで良い。
まくらで、神田山陽先生の危ない根多や(危ないが、危ない)、別の高座でやるレ・ミゼラブルの車読み
のこと(神田山吹さんの予定参照)等を話す。

途中、女王様が私服に着替え終わり客席に着いた。僕の右斜め前です。
もう女王様の気配は何処にもない。普通の女の子です。
山吹ちゃんの話に聞き入っている。(誰かみたいに爆睡はしない)

今回の話は、「中江兆民」だ。この話には思い出がある。
それは、僕が経験した最初の講談であり、且つそれが前座時代のエリちゃんであり、
且つ話が「中江兆民」だったのである。
その時の様子は記憶してないが、話のストーリは何故か妙に記憶に残っていた。
それは、一生懸命に語っていた事、それが印象に残っている要因だろうか。
今回は、っていうか最近は表情や動きが良い。
それから、あの頃と比べると、まるくなった印象が強い(^^;
髪の毛を短くしたからかも知れない。(っということにしておこう)

終わった後、女王様にサインを貰った。ちびちゃんで、笑顔が素敵な女の子でした。
それから今日初めて、私服に着替えた(着替えているのを見た分けでは決してない!)山吹ちゃんを見た。
何時も着物のイメージがあっただけに、初めて逢ったような新鮮な感じを覚えた。

今日は、松下奇電君が来ていなかった。
病気でもしたのかなぁ..と心配していたが、実はこの文章を書いている10日に元気な「松下奇電」君と
会った。11日の「エルビスファクトリ Live」の練習だったらしい。
11日は行けないけど、がんばってほしい。くれぐれも怪我はしないようにね。体が資本。
エンタ2」(17日14時新宿ロフトプラス)は行けるように僕も仕事の調整を頑張るぞ!。
誰かさんの誕生日でもあるしね。

今朝デパートから電話があった。
山吹ちゃんの手ぬぐいを入れる額を作ってもらっていたのが、出来たという電話だった。
金額がナント2万3千円! 当たり前かもしれないですが、手ぬぐいですから、絵画用の標準品には入らず
特注になったからですが、複雑なこころもちです。
はなきん寄席 1999/07/02
5月に二ツ目になった山吹ちゃん。はや2ヶ月が経ちました。どれくらい成長したでしょうか。
今週も「はなきん寄席」に行ってきました。その時の様子を書きます。

21時お江戸広小路亭到着。木戸には未だ誰もいないので、そのまま取り合えず客席へ移動。
開始10分前にお客さんは5名程になるが、何時もよりかなり少ない。常連さんも未だ来ていない。
21時30分始まりました。始まってからお客さんが少しずつ入ってくる。ほっとする。

最初は「アルサン下平」氏。彼はNiftyのフォーラムマネージャをしているそうです。又雑誌にも記事を書
いているそうです。そんな自己紹介や自慢?話などを根多に話は続きます。
面白かったのは、彼がテレビ東京の「開運なんでも鑑定団」の幻の一品コーナに出演した話です。
放映時間4分の映像をとるのに7時間かかった話。他にもテレビの裏話が聞けて面白かった。
気になったのは、「Infowebが無くなる」と言うことをおしゃってましたが、これはNiftyと統合されるとい
うことで、Infowebユーザさんはそのまま利用できるはずです。詳細は未だ通知がありませんが。

続いては「森田照史」氏、三シンを弾きながらの登場です。
彼は奄美の島唄演奏家です。今回は奄美と沖縄に違いや、唄の解説、奄美文化などのトークと唄と演奏でした。
奄美の島唄は初めて聞きましたが、良かったです。ハスキーな搾り出すような声に高音のファルセットが魅力で
す。また今日の唄のメロディは物悲しいものでしたが、こぶしと言うのかフェイクと言うのか、ブルースのよう
な唄い回しで、更に唄を魅力的なものにしています。
沖縄に近い為楽器は沖縄と同じ三シンだそうですが、メロディは沖縄音階じゃなくて、大和音階でした。また
客席から見ると、右手に細い棒状のピックを持ち、弦を弾いて音を出してました。左手はギター奏法で言うと、
ハンマーリングとプリングオフ(弦を指で指版に叩いたり、弦を引っかいたりして、左の指だけで音を出す奏法)
を使ってました。インパクトのある音です。津軽のじょんがらに似ているようにも思いました。
寄席の三味線といえば、都都逸、謡曲が多いので、この違いにビックリでした。感動しました。

最後は何時もどうり「神田山吹」登場です。
涼しそうな白地の着物での登場です。涼しそうに見えても実は、本人は暑いそうです。
今日の演目は、「浜野矩随」(はまののりゆき)です。この話は、僕の好きな話です。落語では大看板の噺家さん
がやる人情話の大作です。しかし講談として聞くのは初めてです。山吹ちゃんはどう料理するのでしょうか。

名人と呼ばれる木彫り職人の父を早くに無くした息子「矩随」。しかし父との技量の差が多すぎ、お客が離れてし
まう。先代から贔屓にしてくれる唯一のパトロンの若狭屋甚平に、しくじった作品を強く叱責され、死を覚悟する
矩随は、母から「形見にお釈迦様を彫ておくれ」と言われ、死んだつもりでとりかかる。完成した仏像は母の祈り
が効いたのか、見事な出来でこれを若狭屋に見せる。先代の作と見間違える若狭屋。言い値の30両で買う。矩随
は、母とのやりとりを若狭屋に話す。母が死のうとしていることを矩随はこの時悟る。母が命に代えて息子に伝え
た愛と厳しさ。
この一件を境に矩随はガラリと変る。
一旦離れたお客も帰ってくる。2代目は先代以上の腕との噂も立ち、やがて父と同じく「名人」と呼ばれることに
なる。

ストーリを簡単に書こうと思ったのに、長くなってしまった。
落語では、母さんは死ぬことになっていますが、講談では死ぬ寸前に矩随が間に合い、命を取り留めハッピーエン
ドになるストーリに変っていました。

今回の山吹ちゃんは、力入ってましたね。力入り過ぎてたかなとも思いますが。
威勢の良い江戸っ子男子の語りは山吹ちゃんの魅力でもありますが、若狭屋の甚平さんは、ちょっと乱暴で怖かっ
たです。 あと若狭屋が叱責する場面で、「かっぱたぬき」の彫り物の件をふっておくと、最後の上方商人の場面
がより面白くなったと思います。長い話なので、端折りすぎちゃったかな。 
でも着実に力がついてます。4月までのエリちゃんと、声の艶も、語り方も全然違います。
この会のおかげでしょうか(^^)
焦らないで、一歩ずつやっていこう。他の芸人さんや、お客さんもみんな応援してるからね。

話が終わり、追い出し太鼓。
松下伝奇君今到着。 (今日は根多を書けなくて非常に残念)

会が終わった後、2階楽屋前で、感動したあの「島唄の森田さん」にサインを貰う。それから奄美の言葉で何か書
いて下さいと頼んだら、「マージン ヌモーヤ!!」(一緒に飲もうや)と書いて頂き、「行こうぜ」「えっ! 
はい。」と言う事とになり、森田さんとそのお仲間と、僕とはなきん仲間とで、奄美大島料理の店で杯を交わす。
この森田さんはシャイで純粋な方で、奄美の話、島唄の話、料理の話をやさしい目で話していただきました。
短い時間でしたが、楽しいひとときでした。

今日は木戸銭500円払っただけでその後、NiftyのCD-ROMを貰うは、奄美の黒糖酒や料理を食べられて、
ラッキー!?
 

    

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