カウンターメインの小さなお店。
小さなビルの2階で、入り口もわかりにくい。
それでもお客が引きも切らず入ってくるのは、食いしん坊たちの嗅覚が、良いお店を放っておかないからだろう。
鉄板焼きは、高級料理店が多いのに、グリル料理が安いのはなぜだろう。ボクには、油を落とし、煙で炙るグリルの方が美味しいように思えるのだが。
このお店も、非常にリーズナブル。しかもウマい。昼も夜も伺うけれど、小さなことまで行き届いた料理を出してくれる。
昼の定食のお米はとてもおいしい上、お茶碗によそってくれる。こういう店だと皿に盛ることが多いのだが、皿に盛った飯がウマいはずがない。
写真のとおり、盛りつけた料理の姿が美しい。
ボクが食べたのは豚のグリル。肉の外側は強い炎でキッチリと焼かれているのに、肉の芯はピンク色。さっくりとした歯触り。ウマいです。その上、付け合わせの野菜もおいしいのだから。
無国籍料理と銘打っているのだが、シェフの出自はおそらくフレンチ。
不思議なことなのだが、厨房内でオーダーを通すとき、数を表現する言葉は、かならずその料理の故郷の言葉となる。
カンタンに言うと、中華料理の厨房では「チャーハン、リャンガ!」と。
そんなところからの推理なのですけれどね。
*男の人でも、女の人でも、一人で入れます。
*お昼のカウンターは、禁煙だったと思います(不確か情報)
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