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江戸文化シリーズ19  妖と艶 〜幕末の情念〜

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◆主旨
幕末期の美意識を特徴づけるキーワードとして「妖(あやかし)」
と「艶(つや)」という語を取り出してみる。
その語に見合う絵画作品を集めたのが本展である。
「妖(あやかし)」のコーナーには、妖怪たちの跳梁する引幕や、
凄惨な芝居の場面を描いた屏風、妖しげな陰影にうかびあが
る羅漢たちの肖像などが集められた。
「艶(つや)」のコーナーには、なまめかしくも色っぽい浮世絵
美人たちが控えている。
また、妖艶なる世界を仮設コーナーにイメージ展示する。
作品を通して幕末の情念を感じて頂ければ幸いである。


会  期  2003年11月29日(土)〜12月28日(日)
開館時間  9:30〜17:00(入館は16:30まで)
休館日   月曜日
観覧料   一般 500円、高・大生300円、小・中生100円
        毎週土曜日は小・中・高校生は観覧無料
        団体割引、高齢者割引、身障者割引あり
主催・会場  板橋区立美術館


◆関連イベント
いずれも、板橋区立美術館2階展示室ロビーにて、
当日展覧会入場者(観覧料が必要です)先着100名、申込不要

【講談】
冬の怪談噺
日時=12月21日(日)14:00〜15:30
出演=一龍斎貞水(講談師・重要無形文化財保持者)
昨年、講談界から初めての重要無形文化財保持者に認定され、
怪談を演じては当代随一とされる講談師・一龍斎貞水氏による
冬の怪談噺です。


【講演会】
歌舞伎小道具による妖(あやかし)の技
〜小道具による名場面再現〜
日時=12月14日(日)14:00〜15:30
講師=湯川弘明(藤浪小道具株式会社 取締役相談役)
本展に出展されている歌舞伎に関連ある作品を題材に、歌舞伎
小道具についてお話していただきます。当日は舞台で使われる
小道具類を映像(DVD)をまじえながら実演いたします。


◆交通案内
【徒歩】
都営地下鉄三田線「西高島平駅」下車徒歩15分
【路線バス】
東武東上線「成増駅」北口2番のりばより
「増17系統 美術館経由 高島平操車場」行きで約15分
「区立美術館」下車

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 板橋区立美術館
  〒175-0092 東京都板橋区赤塚5-34-27
  でんわ 03-3979-3251
  http://www.city.itabashi.tokyo.jp/art/
  bijyutsu@city.itabashi.tokyo.jp